初めての一人暮らしや、機械の苦手な人にとっては蛍光灯の交換だけでも躊躇してしまいます。丸型蛍光灯の外し方だけでも悩んでしまうかもしれません。そのような人のために出来るだけ優しく、そして分かりやすい写真を添えながら丸型蛍光灯の交換方法を紹介させていただきます。
交換手順その1 まずは、きれた蛍光灯が付いている照明の電源が切れていることを確認します。
二重になっている蛍光灯なら、切れていない方の蛍光灯の光具合でわかりますし。また壁スイッチなどで、電源のON・OFFを確認します。
しかし、蛍光灯が一つだけだったりしたら、電源が切れているのかどうかわかりませんよね。そういう時には、ブレーカーを落とします。
「ブレーカーって何?」と思われる人もいるかと思います。
ブレーカーとは、「安心して電気を利用するための安全装置」のようなものです。異常な電気の流れがあった場合は、電気の流れを遮断して事故等を防ぎます。
「ブレーカーを落とす」とは、ブレーカーのスイッチを「切」にすることです。そうすることにより電気の流れを元から止めてしまいます。
交換手順その2 「では、ブレーカーってどこにあるの?」
一般的には、次の4ヶ所です。
- 玄関
- 台所
- 洗面所・脱衣所
- 玄関・廊下の収納扉内
下の写真のような「分電盤」というものの中に入っています。
この分電盤の蓋を開けると、中にスイッチが入っています。
スイッチには「和室」、「洋室」、「洗面所」、「トイレ」などの名称が付いていると思います。きれた蛍光灯のある場所のスイッチを切ります。
交換手順その3 蛍光灯のカバーの中を覗いてみましょう。
上の写真のようにカバーが付いているものは、まずカバーを取り外します。
取り外し方は、両手でカバーを回せば取り外しができるものや、カバーと天井との間にボタンのようなものが付いているものなどがあります。どちらも、軽く付いているものが多いので力はあまり使わなくても取り外せると思います。
また、カバー自体に取り外し方が書かれているものもあります。
カバーを外すと下の写真のようになっています。
上の写真のように、蛍光灯にコードがつながっているものや、
この写真のように、コードのつなぎが無いものなどがあります。
交換手順その4 新しい蛍光灯を用意するには。
蛍光灯には、型番が印刷されています。
この型番の蛍光灯を用意しますが、光の色などいろいろあるので自分に合ったものを用意してください。
交換手順その5 蛍光灯にコードがつながっているタイプの交換から説明します。
まず、この部分を取り外します。蛍光灯が熱を持っている場合がありますので、その時は時間をおいて熱がなくなるのを待ちましょう。
ソケットを持ちゆっくりと引き抜きます。間違ってもコードをもって引き抜かないでください。
コードが抜けましたら、次は蛍光灯を本体から外します。
蛍光灯をひっかけている3か所のフックを外します。
少し力がいるかもしれませんが、一か所づつゆっくりと広げながら外します。
片方の手で、蛍光灯を持ちながらすべてのフックを外します。落とさないように気を付けましょう。
取り外したら、逆の手順で蛍光灯をフックに取り付けます。
この時、蛍光灯のコードを刺す部分の位置に注意しましょう。そこにコードが届くように取り付けます。
最後に、コードを蛍光灯に差し込みます。
完了しました。
交換手順その5’ 次は、蛍光灯にコードのつなぎが無いタイプの交換から説明します。
このタイプは、下の写真のように幅の広いフックの中に蛍光灯に電気を通す穴が開いています。
外すときは、他の2か所のフックを外してから最後にこの部分を抜き取りましょう。
新しい蛍光灯を取り付けるときには、逆の手順で幅の広いフックへ蛍光灯を差し込んでから他のフックに取り付けます。
最後に、カバーをはめておしまいです。
お疲れさまでした。
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